コンバージョンを増やすために、LINE公式アカウントを活用して離脱を防止しよう!ーチャットボット&メッセージ配信で効果を高めるー

みなさん、こんにちは。
LINE Frontliner / DOTZ株式会社CEOの稲益です。
今回はデジタル広告を実施しているB2Cの企業向けに、コンバージョン数を増やすための施策としてLINE公式アカウントの活用事例をご紹介します。
ぜひ最後までご覧ください!
目次
1.広告経由でLPに流入したユーザーは直帰率が高い!
新規顧客を獲得するために、LP(=ランディングページ)を作成し、デジタル広告に費用をかけて、サイト集客を行っても、多くのユーザーが直帰してしまっています。
Braftonの調査によると、ランディングページの平均直帰率は60~90%あり、流入チャネルが広告経由の場合は想定的に高い直帰率となってしまっています。

直帰したユーザーに対しては、これまでサイト来訪者をcookieを活用し、リターゲティング広告で追いかけてコンバージョンを狙うことが定石でしたが、昨今のCookie規制により、そのリターゲティング広告も出稿比率が下がってしまっています。

実際に、Cookie規制による影響として、どのような影響を受けているかを調査したアンケートにおいてもリターゲティングの効果が悪くなっていると感じていると回答した方が最も多かった結果となっています。

2.直帰(離脱)を防止して、LINE公式アカウントへ誘導
直帰を防止する施策として、離脱防止をするためのポップアップバナーという施策があります。
▼サイト来訪からポップアップバナー表示までの流れ

※離脱アクションは、ブラウザのバックボタンやブラウザタブの切り替えや、スリープ画面からの復帰、違うアプリからの復帰などのサイトから離脱しようとした行為を指します。
離脱アクションを検知したタイミングで、ポップアップバナーを表示することで、離脱を防止し、LINE公式アカウントへの誘導を図ることが可能となります。
3.LINE公式アカウントでのチャットボットによるコミュニケーション
LINE公式アカウントへ誘導し、友だち追加した後に、一番初めに自動で送られる「あいさつメッセージ」を活用して、チャットボットによるコミュニケーションを図ることで、離脱しようとしたユーザーに対して、態度変容を促したり、サービス理解を促すことで、コンバージョンを増加させます。
チャットボットは企業やサービス毎に都度設計しており、例えば、以下のような事例があります。AGA治療の企業であれば、「AGAのリスクをセルフチェック」できる診断コンテンツにより自分毎化を促したり、アパレル通販の企業であれば、様々な探し方からお目当ての商品を探せる「レコメンド型」チャットボットだったり、健康食品の企業であれば、体の悩みをヒアリングしておすすめ商品をご提案する「提案型」のチャットボットだったりと様々です。
4.LINE公式アカウントからのメッセージ配信でさらに効果を高める
チャットボットを通じて、すぐにコンバージョンしてくれると良いのですが、実際にコンバージョンまで至るユーザーは多くはありません。
友だち追加したユーザーの大半は、コンバージョンまで至らないことが多いため、友だち追加しており、コンバージョンしていないユーザーには、後日、LINE公式アカウントよりメッセージを配信することで改めてコンバージョンを促していきます。配信手法は様々あり、以下のようなものを主に配信しています。
・友だち追加日を起点としたステップ配信(1時間後、1日後、3日後といった予め設定したタイミングでの自動送信)
・クリックした後にウェブサイトを回遊した際に得られる行動データを活用した動的配信(自動でリターゲティングメッセージを配信)
・チャットボットで回答したデータを活用したプッシュ配信や、LINE公式アカウント上での属性セグメント配信など

あるクライアント様のデータでは、チャットボット経由のコンバージョン数は全体の30%程度となっており、後から配信したメッセージ配信(≒リッチメニュー)経由のコンバージョン数が全体の比率を比率を占めているため、後のメッセージ配信が重要な施策となります。

※出典:DOTZ自社データ / 某クライアント様デモ実績データより
今回はデジタル広告を実施されているB2C企業向けに、サイト来訪したユーザーの離脱を防止し、LINE公式アカウントを活用してコンバージョンを増やす手法についてご紹介しました。
DOTZ社が提供するチャットボットツールをご活用いただくことで、今回ご紹介した「LINE公式アカウントによる離脱防止施策」の実施が可能となります。
初期費用、月額費用ともに無償で、成果が上がった場合のみに課金する完全成果報酬でサービスを提供していますので、導入を検討したいという企業様がいらっしゃいましたらDOTZまでご連絡ください。
最後までご覧いただきありがとうございました。
次回更新もお楽しみに!